街の水道屋さん

水漏れ修理からリフォーム工事まで

廃れて行く技術…

私が最初の会社に入社した頃(29年前💦)はまだ電動工事もみんなに行き渡る事もなく鉄の塊のようなクソ重たい物でした🤣笑

腰道具には手回しの➕➖のドライバーにモンキーとプライヤー、水平器と17のラチェット、スケール、ハンマー。

個人に与えられてた道具はこのくらいでしたか…。

私の住まいは大阪なのですが当時は大阪市給水装置技能者という試験があり鉛管溶接、塩ビパイプの炙り挿しも試験項目に入ってました。

今はもう鉛が飲料水には有害という事で新規では使う事はなくなりましたが、古い建物にはまだメーターの2次側に鉛管が残っている所もあるでしょうね。

メーター周りの漏水はその鉛管の腐食によるピンホールが多いですね💦

 

最近では銅の価格高騰もあるのか銅管を使う事は少なくなり、給湯管もステンレス管や架橋ポリエチレン管、ポリブデン管が主流になりましたね。

これから設備屋さん水道屋さんになる人は銅管のろう付け溶接はしない、技術的にも出来なくなってくるんでしょうね…。

空調屋さんの冷媒配管は銀ロウじゃなく銅ロウだけど溶接はまだまだ技術として残って行くんでしょうね😊

 

私が入社したての頃は職長が鉛管を曲げて便器のトラップを作ってましたよ…😵‍💫

私もそれは教えて貰えなかったというか、もうそういう施行方法が無くなっていったので覚える機会がなかったです。

設備屋さんだけに限らず、世の中便利になってきて道具も進化したので難しい技術を必要としなくなってきたのは良い面と悪い面がありますね。

 

皆さんは若い人に今は必要のない技術も伝えて行かれますか?

私は自分の持ってる技術はできるだけ伝えて行きたいと考えてます✨

一人親方なので伝える相手はいませんが🤯笑